今回は全国の国立大学の中でも難関校といわれる北海道大学が第1志望の生徒さん、石嵜さんの合格者カレンダーです。
難関国立大学の北海道大学を目指しますが偏差値はなんと39。偏差値39から武田塾に入塾し、北海道大学を目指します。最初はなかなか身に入らず苦労もしますが、なんと1ヶ月で偏差値を39から73に上げて無事、志望校の北海道大学への合格を掴みました。
北海道大学
北海道大学とは全国の国立大学の中でも難関校。伝統ある大学で2026年には開校150年を迎えます。偏差値は全体を通して57〜72と非常に高い水準となっており、その中でも今回石嵜さんが合格したのは北海道大学の総合文系（偏差値66）です。
総合文系とは平成23年度から導入されている入試方法で文系という大きな枠で入学し、その後1年間は基礎科目を学びつつ本人の意思や成績に基づいて志望する学部学科へ移行できる制度となります。1年間の教養科目や基礎科目の学習を通して自分自身の進みたい道をしっかりと考えることが出来るという点では学生に寄り添ったとても素晴らしい制度と言えるでしょう。
今回はそんな北海道大学に見事合格した石嵜さんの合格までの道のりを紹介します！
浪人生としてスタート！まずは自分に合った塾選びから
現役の時はあまり勉強に身が入らなかった石嵜さん。2次試験の結果も残念ながら不合格となってしまった経験があります。そんな挫折を乗り越えて武田塾札幌校に通い始めたのは5月初旬からとなります。
4月までは河合塾に通っていましたがどうしても集団授業の雰囲気に馴染めず別の塾を探していたところ個別で自学自習できる武田塾の評判を聞き今の自分を変えたいと決意し入塾しました。
わずか1カ月で苦手を克服！
武田塾では北海道大学総合文系の試験科目である国語・数学・世界史を重点的に学習を進めていましたが、実は国語（古文）に対して強い苦手意識を抱えていました。現状分析として行った入塾したての頃の北海道大学模試では古文の偏差値が39.3と他の科目より特別低い結果となっていました。その原因として改めて現役時代を振り返ると古文の文法や単語はほぼ手つかずで知識としても穴だらけの状態となっていて試験問題なども単語や文法に頼らずフィーリングで解こうとしてしまっていたそうです。
しかし、武田塾の個別で自学自習ができる環境の中で基礎から参考書を丁寧にやり直したことで入塾してすぐの模試では低かった偏差値が1カ月ほどで偏差値73.6まで急上昇しました。
その際に使っていた参考書は「岡本梨奈の古文POLARIS」最初は苦労して読み込んでいましたが、先生から「文章を読むときに助動詞の意味までないがしろにしないで1つ1つの意味が分かるまで復習することが大切」というアドバイスの言葉もあり何度も繰り返し読み込むことで徐々に苦手だった古文の読み方が身についていき古文単語や古典文法などの基礎を入塾後の5月から6月の間でしっかりと固めることでフィーリングではなく意味をしっかりと理解して問題が解けるようになっていきました。
それからというもの古文の成績は6月以降も偏差値70台で安定していきます。
古文だけでなく世界史の成績にも変化が
古文だけでなく実は世界史も大幅に得点が伸びていました。現役時代、共通模試では30点ほどしか取れなかった世界史が武田塾で学ぶことで80点台をとることができるようになり、また2次試験での記述問題にも手ごたえを感じることができるようになりました。高得点獲得の要因となったのは「世界史用語 マルチ・トレーニング」という参考書です。
石嵜さん曰く「世界史用語 マルチ・トレーニング」は正直なところ量が多くて大変だったとのことですが単元別に地域ごとに内容がまとまっていたので知識の整理がとてもしやすかったと語ってくれました。また「世界史用語 マルチ・トレーニング」を活用し重要単語や人物などを整理して何度も繰り返し見返すことで基礎をしっかりと固めつつ教科書と併用することで全体的な流れを確認することができ成績UPにつながりました。
そして論述対策で特に活躍したのが「判る！解ける！書ける！世界史論述」という参考書です。解説が詳しくポイントがまとまっていたため論述問題でどのように答えたらいいのかという答え方まで学ぶことができ教科書では補えない部分もカバーできました。
浪人生活の辛さを支えてくれたのは…
浪人生活では友達とも会う機会がなく、つらくて家に引きこもってしまった時期もあった石嵜さん。札幌校の校舎長である渡辺先生も一時期塾にこれなくなってしまった石嵜さんを非常に心配していたとのこと。石嵜さん自身も当時のことを振り返ると勉強のことばかり考えていたせいか精神的に追い詰められてしまい塾にも行けなくなってしまっていたそうなのですが校舎長の渡辺先生や講師の先生たちがメンタル面で強い支えになってくれたといいます。
勉強をしないといけないという焦りの中で気持ちが落ち込んでしまった時、渡辺先生は勉強に限らずいろいろな悩みを真剣に聞いて的確なアドバイスをくれたり、ほかの講師の先生たちも「心配で夜に眠れない」という相談に対して共感し、具体的な解決策も提案してくれてとても親身に話を聞いてくれました。石嵜さんもその優しさに支えられ辛い時期を乗り越えられたと感じたそうです。
北海道大学総合文系ついに合格発表
石嵜さんは辛い一年間を周りの人に支えられながらも乗り越えひたすらに努力を続けます。そのおかげで1年前不合格となった北海道大学総合文系での試験では全力を出して挑戦することができ、その後無事に合格を勝ち取ることが出来ました。合格発表の際、自分が合格したことが分かると凄くホッとして緊張の糸が切れたのかボロボロと泣いてしまったと語ってくれています。
一浪を乗り越え見事リベンジ合格！｜まとめ
現役時代は勉強自体に身が入らず古文にも苦手意識があり、志望していた北海道大学は不合格となってしまいました。しかし、5月からは自分に合わないと感じた集団授業を行っていた塾をやめ、自学自習のできる武田塾に入塾することで石嵜さんの成績は大きく変わっていきます。
苦手だった古文は基礎からしっかりと単語や文法を学び直すことで意味を理解して問題に取り組めるようになり入塾約1カ月で古文の偏差値が39から73に大幅UP！また、世界史についても参考書を活用し自分のペースで繰り返し学習を進めることで世界史の単元ごとの流れや人物整理を行うことができ、論述問題もポイントを押さえて回答ができるようになりました。そして辛い浪人生活を講師の先生たちと共に悩み、乗り越え、石嵜さんは無事に北海道大学総合文系へのリベンジ合格を果たします！
「受験勉強は大変だがやり切った後には楽しいことが待っているのでぜひ頑張ってください！」最後に1年間努力し、辛い状況を乗り越えた石嵜さんだからこそ伝えられる自分と同じような境遇の浪人生への応援の言葉を送ります。
